今日は、虹屋の白髪染めへのアプローチを解説させて頂きます。

私たちは、白髪のある方へのカラーを大きく３つのカテゴリーに分けて、デザインへのプロセスを組み立ております。

３つは、「隠す」「ぼかす」「活かす」です。

今日は、「ぼかす」を説明させて頂きます。

「隠す」は、その名の通り、しっかり染める事を差します。

「活かす」は、また別に説明申し上げます。

「ぼかす」とは、白髪を染めるのはあきらめて、黒髪を白髪に近付ける事によって、その名の通り存在を消すテクニックをさします。

ポイントは、「透明感」。

メラニンを飛ばして、赤み消してからのカラーになるため、ブリーチをしますが、全てのアプローチにおいてオキシドール3％を使用するため、力業の白髪染めカラーよりダメージリスクは、軽減されます。そして、ブリーチの入れ方をデザインしてあるので、金髪にならず、はっきりプリン状態にならず、時間差でバレイヤージュのようなデザインになるよう計算しております。

今日は、化学の話無しにしてますが、ダメージリスクへのアプローチも込みになっております。

ありがとうございました。